香港がイギリス植民地になった間もない頃、
町づくりにマンホールが必要の際に、
直接にイギリスのメーカーに依頼製造しかできませんでした。
なぜなら、
香港にはまだこの技術がありませんでしたからです。
重たいマンホールの輸送費がとても高くて、
当時にしたら、貴重品のような扱いもされてました。
終戦後、
中国からの大量移民、資金と技術まで持って来られたため、
鋳造業が盛んできて、
イギリスからの輸入のかわりに、
香港製造のマンホールが主流になってきます。
じっくり観察すれば、年代と数も不詳のイギリス製マンホールがまだたくさん、
よくイギリスの道路名、人の名を命名するだそうです。
下の写真のものは350年歴史を持つ老舗の形が変わったマンホール、
PAM WARRIORがまだはっきり見えています。
極めて貴重なものとも言えるでしょうか。
こちらは50年代から路上に現れたタイプ、
イギリスデザインと鋳造のため、
単価そもそも高額だそうです。
路上のマンホールを見たことあるであれば、
ほとんど四角か丸い形の二タイプに分けられています。
専門家による、
30年前までにはその違いと使い分けはあったようです。
汚水と雨水の違いとのことでした。
どこのマンホールでもほかの場所を対応できる狙いがあり、
近年、丸い形に統一しました。
つまり、四角のマンホールがこれから少なくなって行くだけです。
最後に一つ小ネタを教えます。
いくつ種類のマンホールの表面でも【H↑K】という矢印がついてるが、
香港植民政府の財産として見られるもの、
使用しないか廃棄する場合でも政府指定された倉庫に返送しなければならない、
特別な許可のない限り、
第三者による買取りなどは禁じられるという目的で付けられたとのことです。
如何でしょうか?
今後、
少し程度でぶらり散歩する時にも路上のマンホールに注目してみてください。
本来、マンホールの紹介がここまででしたが、
今回の取材を通して、数々のマンホールを見てきたが、
一種類のものが発見して、
不思議でしょうがなくて、日本の皆さんに逆に教えて頂きたいです。
こちらの【日本防蝕】と刻まれてる製品、
まさに人生初めてみたと言っても過言ではありません。
かなり調べ込んだですが、
結局何のためにここに日本会社のマンホールが使われてるかまだ不明、
しかも、一箇所ではなく、数ヶ所でした。
有能な方、ぜひ知恵を貸してください。
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