地下鉄の開通するまではわたしにとって高嶺の花の存在でした。
規模が九龍一という公共団地がわかったとしても、
なかなかアクセスするには大変でしたので、
ただ遠くから眺めることしかできませんでした。
1973年~1975年の間に落成された【愛民邨】ですが、
合計12棟、世帯数は約6300戸があります。
世帯すべてが香港団地の初代モデルのまま、
『舊長型』と『雙塔式』の2タイプに分けられます。
こちらは『雙塔式』のタイプ、
合計5棟もあります。
こちらの『舊長型』のタイプですが、
誰にも通る廊下、誰も見れる場所に普通に干し物をしています。
香港の古き良き団地のあるあるですね。
団地内の施設がとても充実されています。
市場ですが、
団地の落成と伴い開業し始めたが、
2011年、市場が売却されることによって、
伝統な市場の面影は多少残されてるが、
床がすべすべで、汚いが苦手な人なら、
逆にこちらの方が安心で団地住民の台所を確認できます。
団地と同じ年齢の三階建てのショッピングモールもあります。
モールの入口に入ったすぐそこにあるモニュメントで、
開業当時から飾られています。
市場と同様、2007年に売却された後、
一度内装をしたものの、
ある程度開業当初の風貌が多少見られます。
床と壁のタイトもレトロな感じをします。
店も今どきのチェーン店もあれば、
地元に愛される老舗も数軒が毎日頑張っています。
団地内の施設がとても充実されています。
市場ですが、
団地の落成と伴い開業し始めたが、
2011年、市場が売却されることによって、
伝統な市場の面影は多少残されてるが、
床がすべすべで、汚いが苦手な人なら、
逆にこちらの方が安心で団地住民の台所を確認できます。
団地内の唯一現代化にせず、
依然庶民派の味方とする『冬菇亭』(マッシュルームのような屋台)が健在、
朝方と夜は間違えない激戦区になり、賑やかのはずです。
ランチ過ぎの時間になると、
わりと暇していますね。
団地の中心地にあるバスタミナールも古いタイプのまま、
見覚えがあるでしょうか?
案外いろな路線も通ってるので、
不便そうなイメージもこの機に払拭されました。
以前の団地シリーズにも紹介したことがあると思いますが、
住宅の真下にトンネルのような作りが『凱旋門』と言い、
年代物の団地にしか存在しないスリルスポットです。
残念なのはここ私用車しか通れません。
さすがに大型な団地のため、
なかなか一周するには時間かかます。
そこで作戦変更、
団地の真ん中の大通りに沿って高台に向うことにします。
大通りとは言え、実は坂道です。
それでも軽やかな足取りのままであるポイントに着きました。
見てください、まさかここから香港島まで見れるとは思わなかったでしょう?
もう少しじっくり見たら、ビクトリアピークのピークタワーまで見れます。
香港一贅沢な公共団地と言われるのがわかりますね。
その上、1975年クイーンエリザベスⅡ世が訪問しに来た時に、
自らの足を運んで、【愛民邨】に一般市民を接したり、
見学したりすることが一時期大きな話題を呼ぶ、
あれから「ここは普通な団地ではない」と思われ、
香港をはじめ、海外からの観光客まで注目されました。
さて、団地のエリアはここまでですが、
せっかくだから、事前調査でとっておきな場所でも行ってみることに。
先ほど歩いた道を沿って進むだけ、
入口からさらに登り道を10分ほど続き、
あっという間に「京士柏上配水庫遊樂場」に辿り着きます。
植民地になったばっかり頃、
九龍半島にいろな山を数えながら、十二番目ということで、
この山を「十二號山」と名付けられたという説があります。
今でも地図に「十二號山」という名称を見つかります。
「京士柏上配水庫遊樂場」は思ったより広くて、
バスケット場、サッカー球場まで充実されてます。
平日だから、
ジョギングする人以外、あまり人の気配はありませんでした。
球場からさらに階段があって、
登り切ったら、まっさに「十二號山」の頂上に着きます。
もちろん【愛民邨】全体も完璧に撮れました。
反対方向に、ライオンロックまで眺めることができます。
付近の新築マンションがどんどん高くなることも原因で、
頭に焼き付けるほど感動する景色にはならなかった。
どうしてもほかの選択はない時に、
あえて夜景を見たいであれば、
気軽に来られると思います。
「京士柏上配水庫遊樂場」をサクッと回るには15分もかかった。
頂上から【愛民邨】までのエレベーターもあることが今更気づいたが、
結局帰る道も来る時のルートにしました。
そしたら、下山道に植民地色の水道局の施設に遭遇できました。
歴史建築にしか見れなくなるのがわたしだけかもしれませんが、
この青いがたまりません。
下山したら、そのまま去っていくと思われるでしょうね。
実は【愛民邨】や【何文田】にいくつの有名老舗をターゲットして、
試してみたいので、
しばらくこの辺までいます。
それぞれのお店のリポートはまた後日に。
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