2017/06/15

非公式の香港大学食堂~聯華茶餐廳

かつては店内に香港大学の学生たちで混み合って、

特にお昼の時間帯には入店困難という繁盛ぶり、

現在もう二度とあの光景が見れません。

創業50年以上老舗はほとんど地元の常連の姿しかありません。

当時から取り残されたのが店構えと内装、

大きな変化が見当たらないとのです。


まず目線がレトロ調のエッグタルトトレイから行っていますが、

次にレジェンドの茶餐廳にあって当たり前の扉を開けると、

タイムトンネルを通し、

異なる空間のような店内に着きました。


床と壁のタイル、背もたれ椅子とテーブルの色合わせ、

全てはあの時代の定番です。

20年前までに大学生が外出して食事するのが認められてる頃、

訪れてるランチの時代帯は大学生だらけだったのに、

取材当日は待たずにすんなりと座れました。



調べてみたところ、

店員さんまで「レトロ」、

数十年でも勤めてる方がほとんど、

大ベテランからの注文取り方がやはり違いますね。

茶餐廳のソウルの一つも言える風情がそのまま漂っています。



このびっしりと書かれてるメニューもなかなか時代を感じます。

赤、青、緑の字とその配列があまりにも美しくて、

ついつい読みあげたくなります。

頼んだ日替わりランチセットもこの間で一気にお届けてもらいました。

バニラソース添えキチンライズとボルシチ、

もちろん香港スタイルにアレンジしたもの、

ドリンクはホットミルクティーです。


全体の味は「完璧」で、茶餐廳ならの最高峰レベル、

まさに私の理想な「茶餐廳の味」です。

言葉だけでは表し切れない、

わかる人はわかります。

そして、ホットミルクティーのアツアツ感と濃厚さもなかなか仕上がりです。


ずっと価格と味も納得する水準が維持できて、

しかも西營盤のメイン通りに立地されて、

まだやっていけるのがある程度お店の大家さんのおかげです。

何十年の付き合いもあって、

息子に引き継いでもらっても、

茶餐廳に対して、最大の利益を追求することなく、

人情味のある対応をしていますので、

しばらく安泰だと思います。


そして、なんと言ってもお店の最大の魅力はロフトです。

普段は一番混んでるしか開放されないようです。

話による、

昔、学生たちの勉強のために開放されたことがよくあるとのことです。

取材当日、機会を伺って階段に上がってみた、

やはり学生がいました。

とにかく学生たちに優しいお店という噂はどうも本当だそうです。


実はこのロフトが過去いろな有名人が訪れたそうです。

香港を代表する作詞家のジェームズ・ウォンと、

日本でも人気のサミュエル・ホイがまだ大学生の頃、

お店の常連という逸話が有名です。

この思い出があるからこそ、特に学生に優しいかもしれません。


ロフトにある大きな窓から茶餐廳の全体を見下ろせる、

まさに店内の隠れスポットです。

サミュエル・ホイもここで店内を眺めながら、

ビックな歌手になるという夢を見えただろう。



住所:西環西營盤正街28號地下
営業時間:0700~2200(年中無休)

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