2016/04/25

消えるか消えないシリーズ~新香冰廳餅店

家賃が高くなったり、

後継者の問題だったり、

次から次へ地元から愛される老舗が消えて行く、

もう日常茶飯事になってる、

まさに今香港の恐ろしい現状。

贔屓にしているわけではないが、

いくつ結構前からマークしてた店があって、

一部閉店危機に直面してる、

一部はなんとか逃れた!


まず、「石蔭邨」、「石籬邨」辺りにある【新香冰廳餅店】、

団地群と伴い40年以上、

一回しか内装しか行わなかったが、

今でも当時の様子も多少見られてるはず。



お店の売りではない、

美味しさでもない、

ただただ常連に対する「人情」!

そして、価格設定から良心的な気持ちを感じ取れた。


しかし、この周辺が以前ブログでも話したように、

密やかにホテル建ち始め、

いつのまにか観光客に向け仕様の街づくりが進んでる、

よって、家賃の上昇が避けられなく、

遂にご主人もお手上げ、

後継者の息子と相談した結果、

去年の「冬至」まで営業すると決断しました。


本来予定閉店日前に行くつもりでしたが、

残念なことで、結局行けなかった。

その後、「また営業してるよ」と情報が入ってきたので、

打診したら、どうも別の経営者に譲ってもらったらしい、

しかも、お店の店員が全員そのまま雇いますということだ。

なら、大至急行かなきゃと思って、

石籬邨」に強行取材を行った。
  


食べたものは普通の「常餐」、

外貌は写真通り、特別なもの一切ありません。

味も至って普通ですが、

芯のところは作り側の気持ちが入ってるまだ感じ取れてる、

温かみがある「常餐」とも言えますね。

まず一安心!



価格は以前合理的!

取材当日は地元の常連ばっかり、

聞こえる会話はやっぱり団地生活を中心する内容ですね。

どころで、2月時の取材ですので、

皆さんはまだ厚着です。


伝統な茶餐廳メニュー以外、

キンカン梅干しハチミツという斬新な飲み物もある、

チャレンジャーはぜひ!

お店の出来立てのパンも大人気、

店頭にグラス越しにパンを選ぶ地元の姿は途絶えることなく、

確かに通りかかっても、匂いだけでやられるかもしれません。

過去の風貌が依然見れることだけで、

わたし的は満足でした。

これから本当の試練はホテル群が出来上がってから、

この老舗の運命は如何に、

まだ目から話さないですね。

頑張ってください。
  


葵涌石蔭路58號地下
営業時間:月~日(07:00-20:00)

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