2015/12/23

将来の九龍城砦

佐敦にあるキレイに並ばれてる建築群、

たぶん何度も香港に通った人の目に通ったことがあると思います。

本来の名は「文華新村」という住宅団地ですが、

全て八棟、それぞれの棟に付けられる名前の頭文字も「文」からで、

「八文楼」とも言われた。

(写真:internet)

1964年から1970年の期間で建築された「文華新村」ですが、

あの頃は実はほとんど海に囲まれてる状態、

上記の写真のような絶好の立地であった。

海に面する部屋に住んでた地元による、

釣り竿さえあれば、自宅でも魚でも釣れるらしいです。





フェリーの埠頭、バスターミナルもその隣に揃ってたために、

交通の便がよいを誘因にして、当時かなり大人気の住宅ともなってた。

ただし、1998年の西九龍の埋め立て計画による、

本来海沿いの光景がみれなくなった、

周辺が高層ビルや、ショッピングモール、

新しい鉄道の駅に囲まれるばっかりです。

違う意味で目立つの建物群にも見え始めた。




既に港の景色を見守り続けてる50年「文華新村」ですが、

老朽化に進む一方、ビルとビルがつながってることもあって、

暗い世界とか犯罪者が隠れやすいイメージがいつの間にか押し付けられた。

2003年、史上最大の盗賊の逮捕劇がここで起きて、

ゆくゆくこの事件を映画「ブレイキング・ニュース - 大事件 」にして、

撮影ロケもここで敢行した。

でも、その一件以外、それほど治安が悪いところではありません、

雰囲気だけが怪しいです。笑

ところで、この団地に住んでから有名になる有名人が結構いる、

ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー

チャウ・シンチーセシリア・チャン、

また、議員、弁護士、医者になった人も輩出、

出世運のアップする団地とも言われます。



本来なら、団地が解体され、建て替える運命に迎えるはずでしたが、

今年に入ってから、免れることを知って、ホッとしました。

なぜなら、現在この団地に様々の人種も住んでる、

日本人、ヨーロッパの人、ネパール人、インド人、東南アジア人なども、

チョッキン―マンション化にも成り始め、

さらに、地下鉄の柯士甸站の開通によって、

様々なレストラン、バー、デザート屋もここで開業するようになり、

普通の古い団地から少しずつ変身しつづてるようです。

今度その変身ぷりを身近に感じてからレポするつもり、

香港魂から見ると、将来は「西」の九龍城砦になる素質がある、

50年後は楽しみです。

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2 件のコメント:

  1. 明日から香港に行きます。チャウシンチー好きだから、この団地にも行くよ。情報をありがとう。

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    1. 返信遅れまして、すいませんでした。
      香港には珍しい形の団地で、ぜひ、行ってみてください。
      チャウシンチーに関する足跡をみつければいいですね。
      ぜひ、また教えてください!

      削除