来年の「通勝(トンセン)」をゲットしました!!
知る人ぞ知るこの万能の本、
以前香港魂も軽く紹介しました。
まだ知らない方はこちらへどうぞ→「通勝」
今回はこの万能の本の中身に迫りたいと思います。
「通勝」の目玉は何度言っても最初のページ、
下記のような絵が見られる、
我々が「春牛図」と呼びます。
そして、この「春牛図」の中の主役牛さんは「春牛」と呼び、
あの牧童さんは「芒神」と呼びます。
定番になってる「春牛」と「芒神」の組み合わせですが、
実は毎年も若干中身がかわってきます。
その変わって来るとことが今年の天気や、
天気、降雨量、干支、五行などを表します。
「春牛」の高さは4フィート、四季を象徴します。
長さは8フィート、二十四節気の中元も重要の八節気を象徴します。
尾部長は1.2フィート、十二ヶ月を象徴します。
それ以外にもたくさん意味ある設定があります。
省略させて頂きます。
簡単でパッと見てわかることをご紹介します。
1)「芒神」が靴の有無、ズボン裾上げの有無で、
→今年の降雨量がわかります。
両者もありの場合はかなりの量というです。
また、靴が片方しか履いてない場合は、並みということです。
2)「春牛」につきそう牧童の位置で
→立春が元旦の前後にあるかどうかわかります。
立春が正月の前5日と後5日の間であれば、牧童は牛の身の横に立ち、
立春が正月の5日より前であれば、牧童は牛の前に立ち、
正月の5日より後であれば、牧童は牛の後に立つという決まりです。
3)「芒神」が帽子を被るかどうかで、
→今年の平均気温を表す
被る場合は今年割と寒い、
被らない場合は今年割と熱いということです。
ただし、絵のほか、隣の詩や文字の説明などを合わせた方が確実です。
先ほど3つしかわかるものをあげてるが、
「芒神」の年齢、服装と腰帯の色でもほかのこともわかります。
さらに、「芒神」の手を持ってる鞭のノットの素材も毎年違う、
「春牛」の口が空いてるかどうか、
尻尾が右に曲がってるか左に曲がってるかでもなんかわかります。
そもそも農民のためにある「春牛図」ですが、
気候、節気を予知しながら、対策を打つという役割だったです。
本当に意味深い一頁です。
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