2015/12/01

拘留所について

かなりディープの話ですが、

日本と違って、

香港の場合、被告は逮捕直後から、

起訴を受けるまでに拘置所に収容されるのが一般的。

また、裁判によって刑が確定したら、

多くても1日しか拘置所に滞在できません、

その後は刑務所に移管されるようになります。

拘置所にいる未決囚に対して、一定の範囲で権利と自由を与え、

指定の飲食物・日用品の持ち込みが容認されます。

出前を取ることまで可能です。

刑務所にいる受刑者になると、与えた権利と自由が最大限縮小され、

持ち込み可能のものもかなり限定されてます。

     ★この写真は荔枝角收押所です。

                
 ★荔枝角收押所の近くの売店が拘留される人ための商品を販売しています。


★実は持ち込む商品が拘留所から指定されてる、店頭でも展示されています。

持ち込み方法としては、面会しに行く親族、友人などを通すしかありません。

では、拘留者として、まだまだいい方の待遇とは、

1)週一に" 嘉頓" の香蔥薄餅 ” 200gが容認されています。



2)中国産ブランドWealthのタバ16バック
 (実際拘留所から2日ごとで1バックを配布してもらうように)



3)女性なら、月1にColorStay Ultimate Suedeの065番が容認されています。


まだまだたくさん違うものもありますが、

共通品もあります、

この真っ白の”祝君香港”のタオルはそのうちの一つ。

 

この興味深さを知りたい方なら、

ぜひ下記のサイトを確認してみてください。

写真付きでわかりやすいので。




最後、面会時間にも大きいな違いがあります。

拘留所にいる場合:
毎日一回の15分、二人まで(赤ちゃんと児童を含め)

刑務所にいる場合:
毎月二回、毎回の30分、人まで(赤ちゃんと児童を含め)


皆さんにこの体験は必要ない、

一生涯もこの経験をしないように願っています。

2 件のコメント:

  1. 日本の拘置所も未決囚が収容されています。
    でも未決囚だけでなく、死刑が確定した死刑囚も拘置所にいます。
    (同じ拘置所内の違う場所ですが…)

    刑務所での面会は、毎日来る家族もいるので、
    月に2回しか出来ないという事はないと思います。

    わたしは日本の刑務所に詳しいですが、
    受刑者ではないので、ご安心くださいね。

    法務省の矯正局の局長さんの本を読んで知ったことです。

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    1. 貴重な日本刑務所事情を教えて頂きまして、ありがとうございます。とても勉強になります。対処的は似てるところありながら、異なるところもありますね。

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