2015/11/28

バーの分類

土曜日の夜に、一杯はいかがでしょうか?

香港人は土曜日もちろん、

それ以外の夜でも飲みに行くのが好きですね、

但し、日本みたいな居酒屋で長い時間飲むレストランはありません。

よって、様々な形タイプのバーが生み出された。

主に「清吧」と「劈場」の2種類に分けられて、

「清吧」とは穏やかで、静かに飲むバー、

カウンターや、区切ったブースとかでお酒を飲むデザイン、

日本をはじめ、アジア各地でもよく見かけるタイプで、

それに対して、

劈場」はまさに香港らしさが満載されるバーです。


劈場」とはひたすら飲むを目的とするバーです。

たくさん飲めるために、

多様のジャンケンゲームやサイコロゲームなども「発明された!」

例えば以前ご紹介した「大話骰(ダイワーセッ」もそうです。

劈場」に来たら、絶対見れます。

特徴として、劈場」は大きなスクリーンがあり、

その画面を見ながら、お客がカラオケを楽しんでる一方、

この熱唱する歌もこの店のBGMになる、

誰も気にしません!

また店内全体的に薄暗く、

字が読めるか読めないぐらい、

その上、ジャンケンとサイコロをやってる音に交え、

街の活気をバーの中まで持って来られたような感じですね。

そして、劈場」のもう一つ特徴はビールの価格設定がとにかく安い!!

平均は30HKドルで、普通の「清吧」より半分ぐらい安いと思います。


劈場」をよく発見するエリアは寶勒巷、尖東、山林道、

太子、銅鑼灣、灣仔辺り。

写真のバーは仔の大通りに面するビル3階にある、

土曜日夜10時ぐらいで撮った写真ですが、

なぜかあまり活気なさそうな風景ですね、

実はここ数年、劈場」のお客様が明らかに減ってきた、

そもそも劈場」は低収入の労働者のためのバーでしたが、

経済発展により、労働力密集型ではなくなり、

金融、サービス業を中心になって来る、

高収入、高学歴の人が増え、

「清吧」が社交的の場としてよく利用するようになった。

その勢いが完全に「劈場」に圧倒し、

そのまま行くと、消滅の方向に進んでるとも言えます。

今回訪れたバーは今年いっぱいまでだと教えてもらった、

この店を含め、

このビル一棟ごとで買収されて、

ホテルにすると言われたらしい。

香港人よ、これからどこに飲みに行けばいいですかね?


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