2015/11/20

夜空ノホンコン

このビクトリアハーバーの夜景はいかがでしょうか?

最近まで目に映る度に、

何か違和感を感じます。

やっぱり既にあたまに焼き付いた昔の夜景はよかったです。

よく考えてみた結果で、

二つの原因が考えられます。

いずれもビル屋上の看板に関係あります。


一つ目~ほとんどのネオン管からLEDに切り替えましたとのこと。

二つ目~看板の中身が英語から中国語になったものが多くなっていること。


ネオン管が初めて香港に進出したのが50年代頃でした、

きらびやかな夜をしてくれた半世紀の今、

LEDに置換されました。

しかし、LEDの光があまりにも強くて、

それによって、光害という社会問題にもなっています。

現時点では解消できる法律までは制定していませんが、

夜11時以後消灯するような規制を検討しているようです。

LEDから過剰な光が香港の夜空と海とも白く染められました、

花火大会やシンフォニー・オブ・ライツなどイベントが行われる時に、

看板の光とのコントラストが年々薄くなっていると実感います。


看板の中身の変化が気づいてる方がいるだと思いますが、

皆さんにとって、一番残ってる看板はなんでしょうか?

わたしの中で、

80年代から90年代の日系メーカーの看板群が懐かしく思っています。

「SHARP」、「SANYO」、「CITIZEN」、「SEIKO」、
「SANSUI」、「KONICA「SOGO」、

思い出せませんでしょうか?

90年代末より、少しずつ韓国、中国メーカーのものに入れ替わり始めました


「正官庄」、「建行国际」なども印象強かったでしょうか?


その勢いが最近さらに加速して行き、

「国酒芧台」、「中国太平」、「北京控股」、

スターフェリを乗りながら、昔から見慣れた看板がわずかに残されれ、

当たり前だった景色がいつのまにか香港らしくなくなってきます。

過去あまりビクトリアハーバーの夜景写真を撮ってなかったことに対して、

ものすごく悔しかったのが今の気持ちです。


2 件のコメント:

  1. 1997年からほぼ毎年香港に行っていますが、90年代は日経企業の看板が多かったですね。その中で強烈だったのが「ぢ」の看板。チムから見てど真ん中に赤字で一文字のみ。これはちょっと恥ずかしかったです笑

    返信削除
    返信
    1. そうですね。たくさん頂いたコメント中でも「ぢ」の看板が印象だったみたいですね。実際みたことがあるかどうか記憶があいまいだったので、なんとも言えない、でも、今あっても話題になる間違いないとおもっていますね。

      削除